人生を無駄にするかもしれない間違ったサイズ選び
靴選びをする際、どうしても最初にデザインや形状に目が行きがちです。
しかし、靴選びで最も大切なのは「サイズ選び」です。
多くの方は何となく靴のサイズを決めてしまっているかと思いますが、フィットしていない靴を履き続けていると知らず知らずのうちに体に大きな負担をかけてしまいます。
今はまだ症状が出ていないかもしれませんが、将来的にその負担が原因で様々な症状に悩まされる可能性も…。
店員さんも知らないかもしれない靴のサイズ事情
靴のサイズ選びには3つのサイズを知ることから始まります。
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- 【1】足長(そくちょう)
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指先の最も長いところから、かかとの最も出っ張ったところまでの長さ。いわゆる一般的な靴のサイズ
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- 【2】足囲(そくい)
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親指と小指の付け根をぐるっと一周取り巻いた長さ
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- 【3】足幅(あしはば)
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一番突起している、「親指の付け根」と「小指の付け根」を結んだ直線
なぜ3つのサイズを知ることが必要なのかというと、靴の各種サイズは、メーカーや種類によってまったく異なるからです。
当サイトで販売している靴を例にご説明いたします。
●どちらも4Eの規格ですが、商品AとBでは足囲が23.6cmと同じですが、足長は1cmもの差があります。
商品A→ <時見の靴>ラム革ウォーキングシューズ
商品B→ <ミスキョウコ>4Eストレッチパンプス
●同じく4Eの規格ですが、商品CとDでは足幅が7.7cmと同じですが、足長は2cmもの差があります。
商品C→ 幅広ゆったり牛革ウォーキングパンプス
商品D→ スパッツ素材のデザインパンプス
●さらに、ご自身の足の型によっても選ぶ靴は変わります。
もう間違った靴サイズを選ぶのはやめましょう
日本人の多くは、足長サイズを0.5cmから1cmほど大きめに選ぶ傾向があると言われています。
実際に当社カタログ通販誌『使ってヨカッタ』のイベント「足のお悩み相談会」でも、(※)上級シューフィッターの時見さんがこのようにおっしゃっていました。
(※)上級シューフィッターとは全国に400人しかいない、靴選びのプロ中のプロです。
“日本人は足を測らず、「感覚」で靴を選んでいる人がほとんど。
足に問題が起きると大きめの靴を選ぶから、適正サイズより大きい靴を履いている人が多いです。
足の健康を守る靴選びでなにより重要なのは、サイズをきちんと測り、自分の足の特徴を正しく知ることです。”
上級シューフィッター 時見太一氏
2019年10月19日開催 『使ってヨカッタ』友の会 「足のお悩み相談会」にて
大きめのサイズの靴を選ぶとすり足になり、つまずいて転倒、骨折、寝たきりにつながることも。
それ以外にも、
■ タコやマメ、指の変形
■ アーチの崩れ(扁平足・開帳足)
■ 姿勢の悪化
■ 足、ひざ、腰などの痛み
■ 脚のむくみ
■ 外反母趾の悪化
■ 筋力の低下
といったことが起こり得ます。
逆に、しっかり蹴り出せる靴でよく歩けば、骨も丈夫になって骨年齢も伸ばせます。
また、60cm以上の大きな歩幅を意識して歩くと、認知症リスクの低減につながるという研究結果もあるそうです。
「魔法の靴屋さん」に掲載している靴は足長サイズだけではなく、足幅・足囲も記載しています。
ご自身の足サイズをしっかりと測っていただいた上で、素敵な靴との出会いをお楽しみいただければ幸いです。
「ぴったりサイズを履いてみたけど窮屈だった」「もう少し大きいサイズが欲しい」といった場合は、無料でサイズ交換を承ります。ぜひ弊社の無料交換サービスをご利用ください。
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